昨夜早くに寝たので6時頃に目覚める。
曇り模様であるが朝の空は良い。
コーヒーを淹れてブログを書きに外へ出る。
家へは1つの鍵だけではなく共有スペースの鍵も必要となるため、
オートロックの扉を閉め切らずに玄関をすぐ出たところでポチポチ。
音楽はどうしようかな。
初めてロンドンへ来た翌日の朝David Bowieを聴いたように、
追悼も込めてBlackstarを選んだ。
1曲目が流れる最中、ふと横に人が。
ああ隣人の方ですね。いってらっしゃい。
…ん?
もしやと思い家の方を覗くと、共有スペースの鍵が閉まっている。
やられた…Blackstarにやられた。
頑張れば彼を引き止められたのも悔やまれる。
チャイムを鳴らすもの反応はなく、かといってこの時間に扉を叩いて起こすのは気が引ける…。
結局1時間ほどして別の隣人が出てきてくれたため何とか部屋へ戻れた。
すっかり身体は冷えきり、お腹も空いたのでパスタを作る。
野菜が大きくて作り甲斐があるので相変わらず大盛りになる。
さてさっくりと準備をして路上へ行きたいところなのだが
今回はケータイがなく、かつ鍵も持っていない。
同居人たちがまだ起きてこないのでスケジュールもわからない。
11時頃にManuが起きて荷造りをしている。
なんと今日からバルセロナに暫く帰ってしまうらしい。
僅か半日でまた暫く会えないとは…。
しかしはからずとも鍵を手に入れることができた。
CDを持っていくための何か袋を探していると、Jordiが持ってきてくれたのはトイレットペーパーの包み袋。
うーむバッチリ。
天気も曇り空のままでOxford Circusへ向かう。
また多くのバスカーで順番待ちを覚悟していると、誰もいない!
まだ少し肌寒くて路上も賑わっていないのだろうか。
セッティングをしているとここでは珍しく民間の人に話し掛けられる。
しかし止める様子は無かったので、いざ今季初の演奏…!
…と同時に小雨が降り始めるというタイミング。
数曲やると雨が強くなってきて終了。
ロンドンの雨のことだから少し待てば止むだろうと様子をみていたものの、その気配はない。
このあとBrixtonへ向かう予定だったので諦めて家へ戻る。
短時間でもお陰でCDは1枚売れた。
しかし考えてみれば今回2週間ちょいの旅で数は100枚ある。
単純計算で1日平均7枚を売っていかないと間に合わない。
日本でも2週間で100枚売るのは難しいだろうに、
こりゃなかなかハードなプランを選んでしまったものだ。
家で待機するも天候は下り坂の一方で、このままではBrixtonも難しそうである。
しかし今夜はお楽しみがあって、Jordiの通う音楽学校にjamiroquaiのギターとベースが来るらしい。
恐らく僕も行けると誘ってくれたのだが、結局学生以外はNGという連絡が来た。
路上もできず、夜の予定もなく、家には誰もおらず…。
では、黒いガソリンでも飲むとしますか。
しかし折角荷物が無く動ける状態なので、Notting Hill Gateへ繰り出す。
勿論目的はMusic & Video Exchange.
前回の稼ぎを残しておいてよかった。
あれやこれやと物色して1時間。
…見つけてしまった!
White RoomのUKオリジナルMONO盤!
ステレオだったり、バラだったりは結構あるものの、
2枚組のMONOはかなりいい値段が付く。
ジャケの状態もあって安く買えたと思う。楽しみだー!
がっつり10枚ほど散財。マネークリップなので財布の紐などない。
また近所のスーパーで発見!以前Liverpoolで大人買いしたGUINNESS CHIPS!
今回も大人買いしました。
Murphy'sと共に至福のひと時。
路上ライブもせず食べ・飲み・買いまくりの1日だったけれども、
まー考えてみればGUINNESS飲んでレコード買うために来ているといっても嘘ではないので、
こんな日があってもいいのかなと。
帰ってきたMarcに話すと、常に明るい方向を見て行こうと。その通りだ。
いつもは達成をしてから遊ぶスタイルにしているけど、今回は早回しってことで。
明日はいい天気になることを願うばかり。
早起きした分、早めにベッドへ向かうのでした。