記事一覧

20151028 RED LION in Acton Town. London to Japan.

ファイル 491-1.jpeg
旅立ちの朝は曇り空。
今回の旅も天候には恵まれた方であったと思う。


お世話になったリビングをやっつけ気味に片付けて、パッキングも完了。
Javiも起きてくれてルームメイトに別れを告げる。
Jordi, 哀しいこともあったけど元気になってよかった。
Manu, 変な時間に帰って来ても家の扉を開けてくれてありがとう。
Mark, 学校が上手くいきますように。またMJごっこしよう。
Bill, うまくバンドをやって欲しい。いいメンバーに恵まれてるぜ。


また、半年後。


Javiと向かうはActon Town.









ファイル 491-2.jpeg
RED LION(Weather Spoon)で出国の儀式。









ファイル 491-3.jpeg
最終日にようやくBreakfastを食べた。観光気分を詰め込んでいく。
2杯ほど飲みながらありとあらゆる言い訳や理由を考えるものの、
時間は無情に過ぎ、RED LIONをあとにする。こちらもまた半年後。
駅でJaviと別れる。今回も無限にお世話になりました。









ファイル 491-4.jpeg
気付けば天気も回復してきて、Piccadilly Lineから見える空を堪能。
酔いが影響してか、はたまた慣れてきたのか、気付けば車両は地下へ潜っていた。









ファイル 491-5.jpeg
帰りの荷物検査に必ず引っかかるのは何があるのだろうか。
問題なくクリアし搭乗する飛行機を待つ。
帰りもカタール航空の長時間の旅が待っている。


行きは問題無くこなせた飛行機の乗り換えだったが、
帰りは若干の不安が待っている。
今回の飛行機の予約時に、行きも帰りも余裕のある乗り換え時間の飛行機を選択した。
すると航空会社から連絡があり、帰りのカタール→日本が運休になってしまったのだと。
そこまではいい。
なので替えの飛行機を選んでくれと。
そこまではいい。
見ると70分か7時間の乗り換え時間のものがある。
70分は不安だが7時間は長過ぎる。
ということでキャンセルして別日のフライトを選ぼうとした。
そこまではいいでしょう。
だがしかし、予定より短い乗り換え時間のフライトがある場合は
タイムロスがない/計算上は乗り換え可能な時間なためキャンセルが不可能とのこと。
それはよくないだろ。
7時間なんぞ待っていられるか。
しかし、70分オアダイなのだ。
これには悩まされたが、キャンセル出来ないの一点張りでどうしようもないため、
結局70分の乗り換えを選択した。


そして早くもロンドンからの出発が遅れている。
幸い隣が空席であるものの、内心はそれどころじゃない。
15分ほど遅れての離陸。どうなることやら。


うたた寝をしたり映画を観たりで約9時間。
文字通り「約束の地」カタールへ到着。
急ぎ気味で飛行機を出ると、成田行きの人間を探す添乗員さんの姿が。
どうやらだいぶギリギリのようだ。
もう1人イギリス人のマダムがいて、集まった3人は急ぎ足でゲートへ向かう。
行きは短かった経路も帰りは随分遠い場所にあって、
勿論添乗員さんがいるので安心なのだが、その距離は偉く遠く感じた。
無事に成田行きの飛行機に搭乗。
一安心する間も無く席を探すと、前に席の無い最前列へ座れた。
足が伸ばせるのでこれは嬉しい。
マダムも静岡に用事があるようで、住んでいるHammersmithでのバスキングを勧めてくれた。
来年やります。
マダムはテーブルがしっかりしているのが好きらしく、他の空いている席へ行ってしまった。









ファイル 491-6.jpeg
こうして最前で1人のワタクシ。
カタール航空
最高。









ファイル 491-7.jpeg
今回の旅は500枚のオムニバスCDを売り切るというミッションはあったけれども、
これまでに比べて具体的な目標と計画はありませんでした。
ツアーも3度目となり、当然といえば当然なのかもしれません。
これまでイギリスで目の当たりにする全てを受け入れてきましたが、
今回の旅ではそうでないこともありました。
怒ったり、困ったりもしました。
「イギリスにいる」自分に満足し、寛容になるわけではなく、
日本にいるときと近い状態でこの地に降り立っていました。
どちらがよりよいかは判断出来かねますが、
今回もCDを売り切り、仮に家賃を払ったとしても生活できる程度の稼ぎをみると、
環境への具体的な慣れは感じざるは得ません。


なので、当たり前といえばそうなのですが、
「今ここにいないと出来ないこと」をテーマに動いてみました。
その結果、Javiとのレコーディングに行き着きました。
彼と普段やっているセッションのフレーズを固めてみて音源を作る計画は
我ながらいいアイデアだったと思います。
彼の曲を日本・世界中で演奏できるようになりますから。
しかしここで、もしJaviがこのブログを解読出来てしまっていたら申し訳ないのだけど
Javiの演奏の荒さに気付く一面がありました。
あれだけ路上での演奏に信頼を置いている、彼のプレイにです。
(因みにこの内容は直接本人に伝えてあるので問題はないはず)


そのタイミングに観てしまったsquarepusherのライブが決定的でした。
バンドでの演奏は勿論、トム1人でのショーの組み立ては、
まさに、これぞプロフェッショナルなパフォーマンスでした。
#stdrums はもとより、Javi、渋谷サイファー、これまでの活動。
路上とステージの違い。
そしてアマチュアとプロの違い。
抱いていた疑問を最前線で解決され・解決していました。
路上活動を否定するのではなく、ステージのクオリティを路上で表現したい。
次への目標と意志は明確なものとなりました。


Javiとの音源製作を進めているときに次の目標を見つけてしまい、
二段飛ばしで階段を駆け上がってしまった状態。
この音源のリリースも並行に考えながら、
まずはステージでのパフォーマンスとして成立するクオリティに持っていきたい。
ブログの更新が大幅に遅れてしまったのも、
日本に戻ってきてから諸々の準備と活動をしていたからでした。









ファイル 491-8.jpeg
そんな新たなる野望と共に日本へ着陸。
言語にうとい僕はまずは日本での活動を形にした方が早いという判断。
Javiからは、次回からは優しい英語を使わないという予告を受けた笑。
飛行機で英会話クイズなんぞをやってみたけど、どれもGOOD BYEに見えるので、
やはり英語は難しいらしい。
そりゃ言語が自由なことに越したことは無いのだろうけど、
その必要な「勉強」の時間は音楽に使いたい。
特に今は。


合わせる歩幅は合わせ、階段は二段飛ばしで駆け抜ける。









ファイル 491-9.jpeg
帰宅して、まずは無事を祝う。
時間はたっぷりあるが、人生は短い。


日本・イギリスでの更なる高みを目指して。


それでは、続きはwebで。チーン。

20151027 #stdrums session in Bermondsey.

ファイル 490-1.jpg
今日も天気に恵まれてJaviとTottenham Court Roadへ。
楽器屋で弦を調達し、ネイザンの働くバーへ行き機材を借りる。
そしてBermondseyのEVERESTが使っているスタジオへ。
キロン、Bill,サックスのエドゥ、トランペットのジョージが来てくれる。
今日はセッションを録音してみようという1日。
カムデンでやった6人組が再び集まった。










ファイル 490-2.jpg
ドラムのセッティングはこんな感じ。
squarepusherのライヴにしっかり影響された後です。










ファイル 490-3.jpg
皆が寄せ集めてくれた機材を設置していく。










ファイル 490-4.jpg
後手後手になりながらもワイワイとレコーディングスタート。
ハプニングも山ほどありながら、切り抜け録っていく。
squarepusherから特に感じていた、路上とステージの違いを
このセッションでも強く得られることができました。
やはり、バスキングはバスキングなんだな。
ステージでの内容を路上でやる場合はどうなるのだろうか。
そこが1つの分かれ道のように思える。










ファイル 490-5.jpg
結局セッションが終わったのは21時頃。
EVERESTのリハがこの後入っていたのに、メンバーは黙って待っていてくれた。
今日の為に仲間も集まってくれた。
つくづく、人に恵まれています。本当にありがたい。
リハを少し観させて頂いて、23時頃にStockwellへ戻る。










ファイル 490-6.jpg
荷造りをざっくりやってGUINNESSのALEを堪能。
世界一の会社が作ったマトモなビールという印象。
こうして今回のロンドン最後の旅はまったりと終わっていくのでした。


それでは、続きはwebで。チーン。

20151026 Footes Music, Reckless Records and Camden Town. #stdrums in Brixton.

ファイル 489-1.jpg
なんという素晴らしい天気。
こんな日に、機材を持たずに買い物へ出られるなんて。


Goodge Street駅で降りてFootes Musicへ向かう。
一週間ほど前にドラムヘッドを買いに来たお店だ。










ファイル 489-2.jpg
HOKEMA製のカリンバ"Sansula"を購入。
唐突過ぎます。何故って?
うっかり触ってしまった音が忘れられなかったからです。
張ってある薄い紙?にカリンバが設置されているので、
超極上のエピックサウンドを堪能できます。
取扱説明書に何度も「子どもに触らせないで」と書いてあるセンシティヴな一品。
メロディとハーモニーにアンテナを伸ばしたいという気持ちも含まれてます。


目的その1が終わりそのままTottenham Court Roadまで歩き
Reckless Recordsへ。
昨日取り置いてもらっていたブツを回収…。










ファイル 489-3.jpg
遂にやりました。
人生の目標としていた、RED UK オリジナル…。
長い旅でした…。
その後ろに隠れているのはDISRAELI GEARSとDOORSの1st.共にMONOオリジナル。
MC.Escher展で観て知ったMott The Hoopleのオリジナル盤も…。
ここまで来てしまったんだな。という感想が思わず零れます。
全てコインでの支払いを許してくれてありがとう!


カムデンまで移動してもう少しレコード漁り。
改めてReckless Recordsの品質のよさを感じる。
次からはこの店一点張りでもいいくらいかもしれない。
その方が店員さんとも仲良くなれるしね。










ファイル 489-4.jpg
ホクホクでStockwellへ戻ると、Javiがバスキングに誘ってくれた。
サックスのEduとキロンも来てくれるようでBrixtonへ。
昨日が最後だと思っていたけど、サヨナラ追加公演だ。
演奏は何かノリが上手く噛み合わず。
目標を達成してしまってエネルギーが足りなかったか。
やけにオマージュフレーズが多くて嫌気が差したか笑。










ファイル 489-5.jpg
終わって近くのWeather Spoonで乾杯。
キャンペーンをやっていてGUINNESSが£2.15!神の宿る店なのかな。
閉店の時間となってしまい近くの公園でもう一杯引っ掛ける。
夜のBrixtonなので案の定変人酔っ払いがうろちょろしている。
話し半分聞きながら何やらかんやら。










ファイル 489-6.jpg
そんな仲間との光景ともまた暫くお別れとなる。
降り注ぐ月光が刻一刻と過ぎていく時間を吸い込んでいく。
明日は最終日に相応しいイベントが待っています。










ファイル 489-7.jpg
それでは、続きはwebで。チーン。
£11.3

ページ移動