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20150416 #stdrums in Brixton, Camden Town.

9時に起床。なんだかんだで毎日9時に起きられている。
考えてみれば工事の開始も9時頃で、自然と目覚ましになっているようだ。
時間が沢山使えるのはいいけど、果たして乗り切れられるか。









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身支度をしてお昼頃に隣駅のBrixtonへ。
JaviとBillは遅れてくるとのことなので、先に叩いて待つこととした。
Brixtonは治安に心配がある街なので、やや身構えながらセッティングをするも
駅を出てすぐというのもあって始まるといいリアクション!
男性がアカペラでラップしてくれたり、盛り上がってきました。
1時間ほどしてJavi達が到着。ここから更にヒートアップするでしょう
…というタイミングで自治体の方が来て終了。Javi達は来ただけになってしまった。すまぬ。









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案の定写真を撮り忘れたのでtwitterに上がっていたものを拝借。
昼間の日差しで画面が見えなくなってしまうのはどうしたものか。









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一行はCamden Townへ移動。Billも戻ってきてUNDERGROOVELANDは無事に復活しました。
Javiもルーパーから解放されたのもあるのか弾き倒している!
改札を出た直ぐの場所では交通の妨げになると止められてしまい、
隣の広い場所ではATMが使えなくなると止められてしまい、
しかもこれらは地下鉄と地区とで其々別の警察なんだとか。
ここに自治体も加わってくるので、なかなかに弊害が多い。
11月に比べて止められる回数も増えているので、
暖かくなってきて増えるであろうバスカーへの対策なのだろうか。
ここら辺は日本の感覚に近いかもしれない。
後半に止められた方は、少しずれればもうちょっとやっていいというまさかの好待遇笑。
トータルで1〜2時間ほどやれて終了。楽しかった〜。









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Javiは学校に行くとのことで、少し時間を置いてもう少しカムデンで叩くことにした。
Billは残って観てくれると。ありがたいねぇ。
無音で踊るおじさんも参加してくれ(ちゃっ)て、やや混沌としながら1時間ほどで終了。
Billと一緒に一旦家に戻り、荷物を置いてJordiと友達の家へ向かう。
BBQをやったあとのまったりモードに合流。
ここ最近一気に会った人々と再会しているので、どこからが初めましてかがわからない笑。
1時間足らずお邪魔して家に戻る。









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先日Trafalgar Squareにて迷子になっていた彼を救出してチップケースに置いているのだけど
開けたら金の風呂で豪遊しているような状態に。
チャンピョンコミックスの巻末みたいなヤツだ。









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というわけで飲み直し。
HOBGOBLINシリーズの強アルコール版、KING GOBLIN!
このシリーズはフルーティーかつ飲み易くてとても美味しい。
そのまま2〜3本サクサク飲んでしまい、眠りに付くのでした。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£79.6
お金が写ってる写真ばかり!

20150415 Barfly, Camden Town. Troy Bar, Old Street.

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今日も9時に起きると、机にこんなものが。
炭酸の球が入っていないORIGINAL GUINNESS.缶で直接飲む場合はこちらの方が好きで、
近くのスーパーには無く、話を覚えてくれていたJaviが昨夜どっかで買ってきてくれた様だ。
ありがとう!一瞬よぎったその可能性をそっと引き止めてブログを書き始める。
昨日を持続できているいいポテンシャルだ。









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書き終えてお昼を作る。
またもやり過ぎた…。
こんだけ食べちゃうと、当然動きは鈍くなるわけで。
と、このタイミングでJaviが目覚めてきた。
幾つか尋ねたいことの1つに、プリントサービスのことがあった。
持ってきた名刺が思いの外早いスピードでなくなっていくので増産できないかと。
ネットで幾つか探してみると、それなりに安い業者を発見。
やっぱりそれなりな金額がするものの、
支払える範疇の金額にあったのでトライすることにした。
しかし現名刺デザインのサルベージができなかったので、
WindowsユーザーのJordi PCにCS2をインストールして作らせてもらうことになった。
日本語版を入れたものの言語そのものが無いのか、結局ほぼ読めない笑。
まさかこんなところでデザインをすることになるとは…。


やや苦戦しながら夕方前にデザインを完成させる。
先ほど見つけた業者に注文しようとしたところ…
なんと重ねて送料がかかり、これがバカ高い。
安くした場合は到着がかなり遅くなってしまうという問題に当たる。
他の業者も似たような現象が起きており万事休す。
なんとかJaviが送料無料の業者を見つけてくれたのだけど、
1000枚で£22. 結構高いしそんなに要らない…。
デザインした苦労もあって思い切って注文してしまったけど、
こういう時の決断スピードの弱さをいつも感じる。
そう、元々は諦めて作らなければ一番良かったのだ。
こうなったらがっつり配ろう。日本でも使おう笑。









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こうして今日行くはずだったバスキングは中止になってしまった。
Billと折角再会して行ける予定だったのに…申し訳ない。
彼が飲みたいと言っていた日本酒のお土産を渡す。
お口に合うでしょうか。









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さて身支度も早々に、Camden TownへJOEL SARAKULAのライヴへ向かう。









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Karousel Music in association with SESAC presents: Milk & Honey

Night Engine
Desert Mountain Tribe
Battle Lines
Joel Sarakula.


場所はMONARCHの先にあるBarfly.
バーとライヴスペースが分かれている、Venueというやつですね。
ライヴを観たい場合はそこへの入場料を払う。£8と若干高めの印象。


入ると早速JOELに会えた!
1度しか会ったことがないというのに、ミニジャンベを覚えてくれていたり。
早くもテンソンマックスです。
トップのBattle Linesは女性ヴォーカルのシューゲイザーサウンド。
鬱々しげに放たれる音の洪水に身を委ねる。
ドラムのタイトさは流石の一言。









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そして2番目にJOEL.
僕が初めて見たときはドラム・ギター・
そしてベース鍵盤&鍵盤&ヴォーカル(JOEL)という恐ろしい3人編成だったけど、
(まさに1年前の記事はコチラ。
http://www.rerure.com/blog/diary.cgi?no=314 )
今日はベースもいて4人。JOELも鍵盤は一台。
始まるや否やJOELはフロアに降りて前に来いと客を煽る。
そういった演出やテンポも含めて、よりハードなロックンロールに寄った印象。
その分なのか、最も好きな分厚いコーラスはやや控えめ。
ど頭の新曲?以外は1stからと、シングルのNORTHERN SOULも聴けた!
というかこの1年どれだけ聞き込んで来たんだ…笑。
また前回の最強ドラム、ADAMは今日はおらず、彼は本当に凄まじかったのでちょっと残念。


…これあれだ。
楽しみにし過ぎちゃって絶対に越えられないやつだ。
と、気付いてからは最高に楽しむことができました。
途中でベースとギターがパートチェンジする仕掛けもあったり。どうして?笑


3番目のNight EngineはLET'S DANCE時のBOWIE系のニューウェーブサウンド。
ど頭から引きずり込まれた!
ギチギチする早いビートに怪しいヴォーカルとコーラスワークが乗る。
聞くところによるとカバーが中心でまだ音源が無いらしい。
曲のよさは拝借したものだとしても素晴らしいSHOWでした。









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よく取り上げれる日本と外国のライヴハウスの違いみたいなやつで、
根本として「日本は〜欧米は〜」みたいなのは好きじゃない。
文化は文化として染みついているものだからね。
しかし、それにしてもこの圧倒的レベルの差を感じるのは何故だろう。
ここからは国単体ではなく、個々として見るので差別化ができる。
例えばNight Engineが日本のハコに出たら、圧倒的なスキルの差に驚くだろう。
そして日本のライヴハウスバンドがBarflyに出ても、盛り上がる気がする。
やはりポイントはハコ・アーティスト双方がポジティブな関係にあるかだ。
例えばこのGUINNESSには泡でクローバーが描かれている。
価格は600mlで£4.10。現地感覚ということで400円くらいで買える。
通常のバーで呑む同じクオリティのものを適正価格で楽しめる。
出演者に少なくともダメなアーティストはいない。これまで見たことがない。
(オープンマイクの場合はその限りではないし、故にあるシステムなのかな。)
その日を埋めるために怠惰なアーティストもどきを集めてブッキングしているのとはわけが違う。
だから客は楽しめる。そしていつでも帰れる。また来たいと思う。
どっちかのせいでは無く、どっちが優れているかでもない。
お互いの努力が素晴らしい環境を作るのだと思う。
ライヴハウス経営したら上手く行く気しかしない笑。









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というわけで念願のthe golden ageのVINYLをゲット!
直接じゃないと買えないですからね。
#stdrumsのCDも受け取ってくれて、Camdenでやってることを伝えると
観に行きたいと言ってくれた。
この、ホントっぽい感じが嬉しいんだよなぁ。
嬉々が重なり超嬉しそうな顔になってしまった笑。
thank you very much JOEL!!


最後のバンドを尻目にOld Streetへ向かいJaviとItoと合流。
水曜なのでTroy Barのセッションへ向かう。前回来てど肝を抜かされた場所だ。
入るとその時のドラマーがChameleonを叩いていて、まースゴい。
出てくるドラマー皆とんでもない…どういう練習したらそうなるねん。


前回ほんの一瞬しか叩けなかったので、今日こそはとお願いする。
今出てる人の次にやってねと主催の方に言われて、
Javiも出れるようなのでこれは楽しみになってきた。
と、次かなと思ったら別のドラマーさんが入る。
Javiは取り敢えずステージへ。









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いい感じのセッションだな〜と思っていたら、その曲で終わってしまった…。
この展開…どこかで…笑。
果たしてTroy Barで叩けるのはいつになることやら。
しかしこの時間になると最近毎日眠い。
慢性的に寝不足なのか、飲み過ぎなのか。
もっと体力欲しいなぁ。


その後はその場でつるんだ人々について街を歩く。
近くに住んでるブラジル人、ソルの家が、まあ〜書けないことばかりの感じだったり
外でフラフラ呑んだりディープな時間を過ごす。
いい時間にJavi達とバスに乗ると2階が大騒ぎになっていたので参加。
女子達がずーっとain't no mountain high enoughを歌っててなんでやねん。
途中でdon't stop believe in になったので一緒に歌うとJaviが驚いていた。
そういやGRAND FUNKを知らなかったり、アメリカのロックには疎いようだ。


Brixtonで降りてオススメのファストフード店でチキンを食べる。
山盛りのポテトもついて£2.安くて美味しい!
そのまま歩いて話しながら帰宅。
予期せぬトラブルで路上ライヴが出来なかった1日だけど、
明日は沢山叩くぞ。


それでは、続きはwebで。チーン。

20150414 #stdrums in Angel, Camden Town. Green Park, Trafalgar Square.

9時に起床。昨日までの反省を活かすべく行動に出る。


ロンドンにて起床してからやるべきことは


・ブログを書く
・シャワーを浴びる(昨夜入ってなければ)
・外出準備をする(不足点の補填含む)
・ご飯を作って食べる


これが終われば外に出られるので、まずはブログを集中して終わらせる。


絶好の天気のなか食材を大量に買い込みパスタを作る。案の定作り過ぎ。


スーツケースの破損は(既に手遅れもあるけど)見受けられないので、看板の修正をする。


そしてシャワーを浴びて準備完了。
…まだ12時!やればできる!make that change!


というわけでドラムは一旦持たずに、録音機材と街へ出る。


ストリートミュージシャンからトラック募集プロジェクトの音を拾えないかという試み。
家からの乗り換えのよさから、Green Parkで下車してみる。









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歩いてPiccadilly Circus, Leicester Square辺りを徘徊してみる。
Trafalgar Squareにアコギを持つ方がいたのでアタックしてみる。
すると、交代制でライブをやっているから難しいとのこと。
まあ〜そうだよね〜。仮に僕がそう言われても困惑するもの。
演奏の録音そのものはいいとは言ってくれた。
これはいかにスマートに目的を伝えられるかも大きなポイントだな。









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結局他にパフォーマーそのものを見付けられずに終わった。
1人、ロードコーンから管楽器のような声を出している方がいたのだけど、
機材を準備している間に苦情が入ったのか止めて別の場所にいってしまった。
機動力も大切らしい。


そして何より、思い返すとミュージシャンと一番会えるのはこっちが演奏しているときだった。
つまり録音機材を持って路上ライブをやっていれば引きずり込める可能性が高い。
というわけで散々歩いて帰宅。
よしよし、よく動けているぞ!
昨日までの酒浸りの日々とはサヨナラだ。









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これは、お昼ご飯の水分補給に過ぎない。


ドラムと録音機材を持ってAngelへ向かう。
前回よく叩いていた場所だ。
改札近くの花屋のにいさんが覚えてくれていた!
音量に気をつけて叩くことを伝える。友好関係にあれば問題ない。


街並みの雰囲気から最初抵抗があるのだけど、始めるとしっかり反応があるから面白い。
Northern Lineと音楽の関係は非常に良好のように思える。
1時間ほどやって終了。ネームカードも随分持って帰ってもらえた!









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片付けをしてCamden Townに向かおうと地下鉄を待っていると









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これは…!!!
街の屑の一員になれるのであれば本望ですよ。


ということでカムデンに到着すると、既に数人のバスカーで賑わっていた。









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Javiと同じく、ルーパーを駆使してアンビエンスな音楽を組み立てていく。
カッコよかったので早速録音のお願いをすると、
テンポを予め決めているから難しいとのこと。
や、普段のスタイルじゃなくてもいいと伝えると、
演奏してCD売ったりしなきゃいけないから難しいと。
まあ〜そうだよね。
こちらから急にお願いするのはやはりハードルが高い。


さて来たものの演奏する場所が無いので立ち往生。
改札出てすぐのところで謎の無音ダンスおじさんを眺めていると、
その隣でジャンベを叩いていたレゲエマンが話し掛けてくれた。
彼はそのおじさんを始めとする(はっきり言えば)よくわからないパフォーマーに嫌気がさしているらしい。
世界は少しずつ変わり転覆に向かっていると。
もう移動するからここで叩いていいよと、場所を譲ってくれた。
どうやら以前のカムデンでの演奏を見てくれていたらしい。有り難い!
セッティングをしていると、彼がそのおじさんに向かって文句を言っているのだけど、
それがレゲエのアカペラなんだから流石。それもメチャクチャ上手い!


こうしてセッティングを終えて無音おじさんの前で始めてしまう。
このおじさん、実は前回やったときも居て面識があるので問題ないのだ。


数曲やって、新曲を演奏しているときに、素晴らしいアイディアに気付いてしまった。
この曲は最後の展開に悩んでいて、まだ完成していない。
それはなにか壮大なコーラスを入れて形にしようと考えていたのだけど、
このレゲエマン、ZOOM LEEに歌ってもらったら最高なのではないか。
演奏を終えてまだ居てくれた彼に頼むとOKを出してくれた。
クリックとキーがわかるトラックを出して、イヤホンとiPhoneで一発録音。
結果を聴く前から最高なのが明らかにわかる内容。
ありがとうZOOM LEE!


その場でちょっといじって、早速演奏してみると完璧な結果となってしまった。
一点、マイクが近過ぎて音が若干割れるポイントがある。
ライブでは問題ないけど、音源としてはどうかな…。
録音機材をしっかり出して頼まなかったことが悔やまれる。
しかしまた会えるでしょうし、お願いできたらもう一度してみよう。
前情報無しの一発でこれだけの歌が出せるんだから、本当に凄い。









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前に会った、デスメタルバンドでドラマーを募集しているジョルジョが来てくれたり、
ギタリストがトラック募集に興味持ってCD買ってくれたり、
ドラムを始めて2ヶ月という写真の彼が叩いて周りが湧いたり、
Javiらと一緒にいるのも勿論楽しいけど、
1人でいることで出会いやコミュニケーションが全て自分を介することになる。
なんだか今日は生きている実感を強く持った路上ライブでした。


終わって片付けをしているとアフロマンのMickeyが、この歌にドラムをつけてくれと、
彼もまたアカペラで歌い始めた。すんげー上手い。しかもいい曲。
意気投合して、彼の歌も録音させてもらう。
と、イヤホンの変換ジャックを忘れて機材が使えないことが判明。
今日はどの道ダメだったらしい。というわけで彼の歌もiPhoneマイク録音。
何かに使えたらいいなぁ。


その後ホームレスが溢れる道端でウォッカを買って回し飲みする。
彼は道行く人に何かを訪ねているのだけど、
我々が貧相に見えるのか、ヨーロッパ人(と思われる人々)は随分冷たい反応だったなぁ。
その状況をアカペラで歌い始める。なんと音楽の素晴らしいことか。
終電辺りでおいとまする。また会おう!
そしてあんまり金をせびらないでくれ!笑。


というわけで家に帰るとJaviから、隣駅で飲んでるからおいでよと。
今日は行かなければならない。サンドイッチを速攻で食べてバスでBrixtonへ。
初日に会った彼の友達と、どうするのかと思えば公園で飲む。
こういったシンプルな遊び方はなにか毎度ハッとさせられる。
持っていったGUINNESSとK cider飲んでいるとあっという間に撃沈。
深夜バスに揺られて先に帰るのでした。
すまん!
明日も素晴らしい1日にしよう。









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