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20141115 #stdrums in Angel, Camden Town. Liverpool Street, Notting Hill Gate.

コウちゃんの泊まっているご友人宅にて起床。
帽子を無くしたり色々な記憶が交錯しながら、結局は色々覚えていない。


今日はLiverpool Streetのマーケットで開催されるレコードフェアへ向かう。
第二土曜日に開かれ、前回来た際に出くわせたのだ。
最寄り駅へ向かうも、工事か何かで地下鉄が止まっていてしまい、4駅分ほど歩く。
この疲労もレコードのためなら何てことはない。若干駆け足気味に進む。









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遂に到着…このヤギとも半年振りの再会を果たす。


…あれ?


ヴィンテージなんたらフェア?


と、カレンダーを見直すと
11月は1日が土曜日だった。
今日は第三週だったのだ。
ジーザス。









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矢印の位置が気になる看板に出会えたので良しとしよう。
早々に切り上げてNotting Hill Gateへ移動。









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転んでもヴァイナルは探す。
前回「吸い込まれた」レコ屋 Music Exchange.
状態がそこそこな分、安価でオリジナル盤が買えます。
トラッドフォークの充実さは流石イギリス!
YESの3rdが最大の収穫かしら。
店員さんは今日も1st pressかを丹念に調べてくれた。
これらも、路上での稼ぎで買えてるんだもんなぁ…ありがたい限り。


さてケバブ屋さんでお昼を食べて帰宅。









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今回の路上ライブにあたって、過度な宣伝は目障りかと思って
看板は掲げないでいておりました。
しかし活動を重ねるうちに気付いたのは、
この国で音楽・ストリートパフォーマンスは文化として土着しており、
チップは良し悪しに関係なく、活動そのものへの労い。
音そのものを聴いて興味を持ってくれる人は少なく、CDも売れない。
いや、即ち僕に足を引き留める力が無いからに過ぎないのです。
そして旅の目的は稼ぎではなくこの国との繋がり。
フライヤーを見てハッシュタグでの投稿を行ってくれると踏んでいたのですが、
どうやらその効果も薄いので、看板を出すこととしました。


新しい看板を持って昨日行ったAngelへ向かう。
花屋の兄さんを考慮して、向かいの道でセッティング。









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#stdrums in Angel.


この街は今日も温かい。
手渡しで£2をくれたおじさまは嬉しかったなぁ。
1時間ほど叩いて、最後の1曲を演奏中におばさまに話し掛けられる。
最後の1曲としたときに大体何か起きます笑。
どうやら少し入ったところで日本人による展覧会が行われているらしく、
そこの前(中?)でやったらいいのではとアドバイスをくれた。
行ってみる価値がありそうだ。


そしてCamden Townへ向かう。
この駅に到着するといつもうずうずします。
土曜日の夜に相応しい喧騒が街中を包む。
駅前の空いている場所にセッティングをすると
早速タチの悪い方の酔っ払いが絡んでくる。
うーんほんとになに言ってるかわからんけどライブを止めたいらしい。
気にせずスタートすると、流石土曜日のカムデン。いい盛り上がり!
隣で大道芸をやっているSpikeも絡んできて面白くなってきた。
£10が入ってきてびっくりしたなぁ。タチのいい酔っ払いは好きです。
すると、さっきの悪い酔っ払いがまた来た。
しかも女性連れ(関係は不明)で、揃って酷い状態。
その女が僕の機材を引っ張り出すわ、
スーツケースを畳んで蹴り飛ばすはで大荒れ。酷いもんだ。
でも集まってくれた皆さんがそいつを上手く引き離してくれて、
僕の心配をしてくれた。
とても酷い目にあったのに、感動したなぁ。
音楽は世界を繋げるんだ。思い出しても目頭が熱くなります。
その後再開するも、警察が登場して終了。
Spike曰く、アンプやドラムを使う場合は22時までにした方がいいらしい。
時計を見ると22時。わかりやすいね。









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チェコから旅行で来ている(と思われる)ご夫婦が最後まで居てくれて、
現地通過と、レッドブルの差し入れもくれた。
今日のトラブルに「世界最悪の街だからなんでも起きるものだよ」と。
わかりやすい笑。
終わってからCDを買ってくれた人、
別の少年は、CD欲しいけど£1しかないと。
ノープロブレム。聴いてくれれば嬉しいよ。
波乱もあったけど楽しい一夜でした。
Spikeは明日はHyde Parkへ行くらしい。ドラムは叩けるのかしら。









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その後wi-fiを探して街を歩いていたら、
前回会ったメタルヘッズと再会!なんとなく覚えてくれてる感じでした。
この人やけに日本語知ってるんだよね。調布とか。
予想するにカムデンに入り浸っているのだろう…。


ようやくwi-fiを見つけてコウちゃんと連絡を取り、再度彼の家へ。
明日からドイツに行ってしまい帰国するので、
カムデンで飲もうとしていたのだけど、結局荷造りが間に合わなかったようで
宅飲みをすることにした。









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Foreign Extra!計量カップで飲みます笑。
£1.6で買えるんだもんなぁ。夢のようだよ。
気付いたらいい感じに飲んでいて、文字通り夢のなかへ…。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£54.02(4CDs) + Kc211

20141114 #stdrums in TATE modern, Angel. Half Moon.

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今日は午前中からみっちり路上ライブをしようと意気込んでいたものの、
激しい雨が重苦しい雲から降り続けている。
これぞロンドン。
仕方なく作曲に時間を使おうと思っていたら、昼前には急に晴れ間が見えてきた。
これぞロンドン。









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ということで今日もTATE modernから始める。
定位置としていたところに今日は別のシンガーがいた。
歌詞に聞き覚えがある思ったらcoldplayのFix youを歌ってました。


ヨーダも来ていて、ちょっと叩かせてよというので
スーパーへ行きたかったので荷物を見ておいてもらうことにした。
今考えると会って2回目の外国人に荷物を預けるのはかなりリスキーだな笑。
その場所を聞いたのだけど、予想通り迷いまくる。
徒歩5分のところを30分くらい掛けてしまった。
戻ると少年達の相手をしてくれていた。悪いことをしたなぁ。









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んで再開して少し経ったとことろで警備と思われる方が来て中止。
音が大き過ぎると。やはりドラムは難しい。
次で最後にしてくれという心遣いを頂いたのだけど、
時間もちょうど良かったので終わりにした。
片付け始めると、俺のこと覚えているか?と別の方がやってくる。
見てくれた人かな?と思いきや、初日に注意に来た方。
彼は「CDは売っちゃダメだよ(と初日にも言ったようだった)」とのこと。
管轄によって注意の内容が違うらしい。
というか複数の警備が回っているということになる。
そしてTATE前ではCDが販売できない。
元々あんまり売れないけど、こりゃ別の場所を探したほうがいいかもしれない。
昼にやるのは何処がいいだろうか…。


やや気疲れしながらも、昨日クリスが教えてくれたAngelに行くことにする。
電車で少しぼーっとしていたら降りる駅を乗り過ごしてしまった。
別に逆走すればいいだけなのだけど、
このタイミングで反対車線が何故か止まってしまっていた。
1駅分の歩きを余儀なくされてしまい、なんとかAngelへ到着。
アドバイス通り人が多いので、駅の近くで開始。
するとまずまずの反応。
やっぱりどこでも、人が多いのが第一好条件なんだな。
頑張って来てよかった。
CDも2枚売れました。
そろそろ帰ろうかなというタイミングで、近くの花屋の店員さんが
声を張らなきゃいけないから音量を下げてくれと。
営業妨害しちゃってました。申し訳ない。
向こうも申し訳無さげにしてくれていた。
と、こちらは片付けていると何故か見ていた酔っ払いが絡んでいる笑。
こりゃ僕のせいじゃないけど、気の毒である。


この数日でわかったのは、長居すると何かトラブルが起きるらしい。
1時間くらいでトンズラするのがいいバランスなのかもしれない。


さて一旦帰り荷物を置いてSouth Kensingtonでコウちゃんと合流。
Putney BridgeのHalf Moonというバプへ向かう。
Thin Lizzyのカバーバンド、Limehouse Lizzyのライブへ行った。









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というのも一方的に情報を仕入れたわけではなく、
友人のユージンさん(笑)がこのバンドのドラマー、Leeと繋がりがあるとのこと。
Leeは元Marshall Law, Paradise Lostのメンバーで、
ユージンさんか英国滞在中に出会ったらしい。
今回の件をLeeに伝えたところ、ライブに招待して頂いたのだ。
なんという素晴らしいタイミングでしょうか。









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パブも老舗のようで、ちゃんとライブスペースが作られている。
外にも中にもドリンクカウンターがあるのが流石だ。
なんというか、空間の余裕があるんですよね。
狭い日本では難しいことなのかもしれない。
お客さんも結構入っていて、バンドの人気が伺われる。
20:30過ぎにライブスタート。
その一発目の出音にビックリしたのが、全てのクオリティが高い!
あのフィルのヴォーカルのクセまでも似ている。
こりゃ人気出ますわ。
選曲もJailbreak〜Black Rose辺りを中心にしていて最高。
ほんと素晴らしいバンドなんだなぁ。


と、楽しげにビールのおかわりに行くと結構混んでいて、
注文しているおばさまに、ついでにもう1つ頼んでよとお願いすると、
いいわよと。
お金を渡すと、
いいわよ。と。
ラッキー!


またもご機嫌にビールのおかわりに行くと、
おじさまと意気投合してDo anything you want toのメロディーを歌う。
んで、飲みなよ。と、イエガー。ビール。
ラッキー!








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withおじさま。
こうして気付けばウルトラ酔いモード。
終演後もDJタイムになり70'sのオンパレードで楽しい楽しい。









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withおじさま part.2 とコウちゃん。









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Leeともお話しできてよかった!
#stdrumsのCDをお渡しさせてもらったので、聴いてくれるといいな。
ユージンさんありがとう御座いました。









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すっかり電車もなくなり、バスでコウちゃんの住む家まで帰る。
降りた直後に、帽子が無いことに気付く。
コウちゃん曰く、バスでは持っていたらしい。
愛用していただけに残念だけど、
ロンドンで失くす、というのはそんなに悪くないような気もした。
家に着いた記憶も曖昧なまま、寝ていたようでした。


それでは、続きはwebで。チーン。
£45.48(2CDs)

20141113 #stdrums in Trafalgar Square, Camden Town. The World's End.

ロンドンに来てからというものの、眠気が強い。若干不眠症だったのが嘘みたいだ。
気候の影響か、鼻炎が酷くないのがいい影響をしているのかもしれない。


実は到着してからスーツケースのキャスターに再びトラブルが起きていて、
昨日遂に走行困難となってしまった。
こんなこともあろうかと修理キットを持ってきた自分を褒めてあげたい。









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もうすっかり外し慣れたキャスター。
ボディーが埋もれてしまったのでシューグーでなおします。
本来靴の補修剤なのですが、ポリカーボネートと相性がいいので固まってくれます。
底辺を全部シューグーで埋めたいくらいですね。









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固まるのにおおよそ半日掛かるので、機材は持たずに外出。
ロンドンらしい曇り空です。
宿泊しているmeeの勤めるタイ料理屋へコウちゃんと行くべく
piccadilly circusで待ち合わせ。
しかし時間が経ってもこない。こういうときwi-fiのみはツラい。
近くの銀行でwi-fiを頂戴して連絡を取ると、風邪をひいてしまった様だ。
仕方がないのでバスキング探索に予定を変更。
歩いてみるとバスカーにちょくちょく出くわすので話しかけてみた。


ロンドンでは昨今路上ライブをするのにライセンスが必要となっているのだけど、
この都心でもライセンス所持者は殆ど居ないらしい。
更にそれによる警察とのトラブルも無いのだと。


折角なので立ち台で街を見守る警察にも話を聞いてみた。
結果はNG.どこでやってもダメだと言っていた。
が、その目と鼻の先では話し掛けたバスカーがエレキギターを弾いている笑。
彼はすぐ止められるだろう。と言っていた。


ペナルティ(罰金)があるとは、日本でいうところの逮捕者が出た!程度のものなのか?
しかしバスカーに言われたのは、ドラムは場所を選んだ方がいいとのこと。
やはり音量は気にしているようだ。


都心でのスポットを探し歩いてみる。
様々なパフォーマーがいるが、確かにドラムは見ない。
Trafalgar Squareは充分広くて良さそうだった。行ってみるか…。


ということで情報収集して地下鉄へ乗る。
前からやりたかったとあるサンプリングも成功。
やれない日はやれることをするのみですね。


一旦帰って睡魔と闘いながら作曲。
寝たけど笑。
日も落ちてから機材を持って街へ。ケースはなんとか使える状態にはなってくれた。
荒く使わなければ明日には完治しているだろう。


調査したTrafalgar Squareに到着。ゴスペルのバスカーが1人パフォーマンスをしている。
思った以上に人が少ないのが意外だ。
外で飲んでいる酔っ払い2人組と話しながらセッティングしてスタート。
…人が居ない…止まらない…。
深夜の東京駅でやっているような印象。
数曲やるも、喜んでれるのは隣の2人だけ笑。
5penceという大金を稼いで場所の移動を決める。
やっぱり昨日よかったCamdenに行こうかな。


しかし到着したCamden Townも人通りが少ない。今日は家に帰る日なのかな。
それでも先ほどよりかは全然好調。地域性みたいなものがあるようだ。
日本人の方からも話し掛けてもらって嬉しかったなぁ。


しかし1時間ほどで警察登場。
やばい遂にきた。どうなる?
「今日はおしまい。ライセンス持ってる?必要なんだよ。気を付けて帰ってね」
この感じ…なにか見覚えがあるぞ…。


片付けて、帰るのも面白くないので駅前のWorld's Endにチン入。









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60〜80'sのロックが流れ続けていてゴキゲン。
カウンターで飲んでいたら隣に男性が来たので話し掛けてみる。
なんとなく音楽やってるのかなと思ったらやっぱりそうだった。
クリスはベーシストで、メタルコアが好きらしい。予想外!
やけに訛った英語だったのだけど、随分遠くから友人の誕生日パーティーで来ているようだ。
彼にもバスキングのオススメスポットを訊いてみると、
どうやら予想通り地域性があるようだ。
Trafalgar SquareやPiccadilly Circus辺りはrich zoneと言っていた。ナルホド。
Angelがいいと教えてくれたので行ってみよう。ありがとうクリス!


さくっと飲んで食材を買って帰宅。
こっちの野菜はどれも大きいので調理しがいがある。









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なんとなくパスタ。塩の在り処を知りたい…。


そしてまたも眠気の限界が訪れ、この日も早々に寝るのでした。
明日は沢山演奏できるといいな。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£11.07