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20141118 #stdrums in Brixton, Angel & Camden Town. Springfield bar.

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今朝は珍しく嘘の無いような晴れ模様。
家の付近を散歩してみる。
1件パブを発見したので、行ってみる価値がありそうだ。









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路上ライブへ出掛ける前にやらなければならないのは、
昨日壊れてしまったスーツケースの取っ手の修理。
これがないと結構不便なのが明らかとなった。
適当なもので寸法して、ナイフで穴を空けて反対側に取っ手を移植。
ここまで直されて使っている人もそう多くはないだろう。
元の付け根はかなりボロボロになっていた。お疲れ様。









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まずはBrixtonへ向かう。
治安が悪いという噂を耳にする一方、ライブに向いているとも聞いた。
昼過ぎに街へ到着すると、何かを訴える女性や、
ラジカセで音楽を流しながらたむろするおじさん達。
確かになにか不穏な空気が流れている。
駅から少し離れることを余儀なくされ、開けた場所でスタート。
開始早々動画を撮って送るよという親切な方が現れて幸先がいい。
街の反応もそれなりによくて、楽しくやっていたところ、
酔っ払いの集団が現れて、更にホームレス?も登場で一気にカオス。
余りのスティックでやりたい放題叩いてくるわ、
人とぶつかってケース内にビールこぼすわ。こりゃ酷い笑。
自転車で現れたギタリストが、明日セッションしようと言ってくれた。
メールアドレスを交換して去るときにもホームレスがガンガン攻めてくる。
彼は笑って上手く避けていた。
ある程度の劣悪な環境は人間を強くさせるのかもしれない。
日本だったら困るか怒るか、何もできない状況だろう。
過保護なのだろうか。


なんて考えながら頃合いを感じて片付けていると、
近くにいた学生の1人が片付け中の僕のケータイを渡して言ってくれた。
気をつけて。盗まれるよ。
あっぶねー笑。
カムデンとかはパーティーや音楽がお酒や乱痴気を促進させて
混沌が起きている感覚があるのだけど、
この街は理由もなくゾワゾワしている。
「ワルい」ではなく「悪い」感じ。
面白い街でもあるけど、トラブルも多そうなので今後を考えるなぁ。
だけど楽しかったです。
ソワソワしていたので写真は終わってから駅で撮ったもの。


その後Angelに向かうことでその考えは更に深まった。
なんて平和で落ち着いているんだろうか笑。
モバイルショップの前でやっていると、もうちょい音を下げて欲しいと。
流石にそうだよね。
しかし続けるのは全く問題無いみたいだ。
ここが文化として土着しているかの違いだなぁ。
そしてスキルとして、音量を下げて続けられるようになったのも少し嬉しい。
閉店してからも見てくれたりして、なんてありがたいのだろう。
リッチなおばさまが£10をくれた。 rryyyyyy!


最後は今日もCamden Townへ。
ここでmeeと合流。彼は今日は休日のようだ。
今日は気力体力を結構使ったのでややお疲れモード。









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というわけでガソリン補充。
気付けば21時を回ってしまったので駅前でスタート。
この時間はちょうど皆飲んでいる最中なのかもしれない。
もうちょっと早いか、もしくはもっと遅いかがベストなのかな。
しかし1人の男性が話し掛けてくれて、
イマイチよくわからないのだけど、drum'n bassのバンドを作りたい?とか。
んで今週金曜日にもう一度叩いてくれ。とか。
マーケットの会場がどうのこうの。とか。
詳細は全てメールしてくれるとのこと。
meeが話を聞いてくれたのだけど、どうやら面白そうな話らしい。
一体どうなることやら。
なにはともあれこういう話が来るのはありがたいですね。









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というわけで22時に切り上げて撤収。
今朝見つけたパブSpringfield barへ行ってみる。
広くて落ち着いていていい感じ。
そして予想通り、都心から外れているから安い!
KronenbourgとGUINNESSを飲みながら地元の人と話す。
この周りで唯一のパブで常連ばかりのようだ。


帰宅して少しmeeと話す。
実は少し問題を抱えていて、こちらもどうなることやら。
もっと英語が流暢だったらいいんだけどねぇ。
Brixtonで会ったJaviから連絡があって、明日一緒にやれそうだ。
更に夕方はスタジオのバンドワークに連れて行ってくれるらしい。
そのまま夜はKikiの家に行く。
ネットワークができてきた。明日も楽しみだ。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£44.24

20141117 #stdrums in Trafalgar Square, TATE modern, Angel & Camden Town with Kiki.

9時頃に起床。
今日は色んな所を回ってみると意気込んでみたものの、
空模様は相変わらずどんより。
これこそロンドンで全く苦では無いのだけど、
いやはやほんとうに天気が悪い。


まずはTrafalgar Squareに行く。昼はまだやったことがなかった。









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so busy.
演者も多く、新宿南口のような満車状態となっているので諦める。
公園内では無いのだけど、隣の広場でセッティングしてみる。









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自分で撮ってたら親切にも通行の方が撮影してくれました。
思い返してみるとここは以前バンドがバスキングをしてた記憶がある。


都心なので人は多いのだけど、なかなかウケが悪い。
場所のせいにしたくは無いのですが、前回夜もそうだったからからなぁ。









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座って写真撮っていい?って集団に言われたから問題なし。
珍しがってくれるのは嬉しいですねぇ。


雨が降ってきたので1時間足らずで場所を移動。
昼でも都心でドラムできるんだな。









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TATE modernに移動中。
流動的に変化していく天気を作る空は深く禍々しさすら感じられる。
何度見ても圧倒されます。
この空に会いにきたと言っても過言ではないです。


そんなポエマーモードに突入していると









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逝キマシタ。
遂に。
フィックスモードに頭が切り替わります。
しかし今はどうにもこうにもならないね。









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小銭を使うためにスーパーでHobgoblinを購入。
小銭を使うためだからね。ショウガナイ。常温で美味いビール。
作ってきたサンドイッチと一瞬に流し込みます。


天気の悪さか、月曜だからかTATE前も人が少ない印象。
こちらでもあまり成果が出ず、さくっと切り替える。









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第3ポイントはAngel.
夜のロンドンでセッティング。
やっぱりこの街は反応がいいです。


そして今日から新しい方法を取りました。
話し掛けてくれた人にはCDは言い値にしてしまおうと。
これまで正規価格で買ってくれた皆さんにはごめんなさい。
このロンドンでの目的は利益ではなく浸透と繋がり。
音源がはけてくれないと意味が無いのです。
それに、利益は充分チップで得れてしまっているので、
それならば問題無いだろうと。


話し掛けてくれる多くの人が僕の音楽に好印象を持っていてくれました。
CDが欲しいか訊くと、YESと。
いくら払えるか訊くと、
£1だったり、小銭全部だったり。
お陰で聴いてくれる人と話が沢山できました。
中には買うよってそのまま通常価格払ってくれたり。
そして遂にinstagramに動画をアップしてくれた人も現れました。
コミュニケーションのお陰だと思ってます。
ノープロブレムどころか大成功。


#knarfotography #stdrums #street artist

A video posted by @knarfotography on









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イタリアから来てるドラマーと一緒に。
叩かせて。という要望もちょくちょくあって面白いです。


別の方はバンドに誘ってくれた!
旅行で来てしまっているのが残念でならない。
セッションしたいと伝えたので、もしかしたらやれるかもしれない。


さて時間になったのでCamden Townに移動。
初のカムデンのとき、偶然話し掛けて繋がったギタリスト、Kikiと合流。
友達との飲みに誘ってくれたのでした。
Lizi, Juli, Tyoという友達はどうやら皆旅行で来ているらしい。
予想通り彼らの会話がほぼ聞き取れ れないのですが、
皆それぞれ英語がそこまで達者じゃ無かったのが幸い、
お互いがお互いに聞き合う形でなんとか会話が成立する。
ヨーロッパ人も英語がそこまで強いわけじゃないんだなぁ。
親切に分解して話してくれてありがたい。


Kikiも音楽の地域性の話をしていた。
やっぱりあるのか。
銀座の駅前でパンクバンドがやるようなもんか。
(それはそれで面白そうだけど)


22時を回って駅前へ。
今日のメインイベントの、ストリートセッションをKikiとスタート。
と、始めたのですが、どうやらギターの調子が悪いみたいで
なかなかグルーヴしない。
結局色々試したのだけど、Kikiはギターをしまってしまった。
実はこのとき少し人が集まっていて、もうやらないのかと。
任せてくれ。と、緊急で#stdrumsを始めました。
帽子だけ置いておくと、ちょくちょく入る!
恐らく飲み帰りで気分がいいのでしょう。
中には紙くず入れるやつらもいて。酔っ払いだからショウガナイ。
2曲ほど叩かせてもらって彼らの帰る時間がきたらしい。
突然やらせてもらってありがとう。
また会えるといいなぁ。









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機材を片付けながら、帽子に入った紙くずを開いてみると、
なんと£5札でした!それも3枚。
どういう保管をしたらこんな状態になるんだか笑。
この時間のカムデンは熱いです。22時以降だから警察が怖いですけどね。


というわけで4ヶ所路上ライブツアーは終了。
明日もやるぞ!と意気込んでGUINNESSを飲むのでした。


それでは、続きはwebで。チーン。
£53.51
(CDの枚数書くのやめます笑)

20141116 #stdrums in Camden Town. Oxford Circus, Reckless Record.

コウちゃん宅にて目覚める。
彼の荷造りを見届けてお互いに家を出た。
昨日に引き続き工事か何かで最寄駅の電車が動いていないので、
バスでhollbornまで移動。ここでお別れだ。
ドイツでよき出会いがありますように。また会おう!
今回も色々お世話になりっぱなしでした。









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帰宅して荷物を置き、再び街へ。
Oxford CircusにあるDominion Theatreにチケットを買いに行った。
24日にProcol Harumがオーケストラと一緒にやるとのことで、
見に行かない手は無い。
しかし会場へ到着するもののチケット販売の気配が無い。
どうやら日曜の今日はチケット販売受付が閉まっているらしい。
早速出鼻を挫かれたが、折角なのでこのまま観光。
wi-fiを拾うと、レコ屋が結構点在している。









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有名なSister Ray.
ややお高い印象。その代わり質もよさそうなお店でした。


Music Exchangeもあった。そうかここはSOHOと呼ばれる地区だ。
前回もここに来た記憶がある。


近くにReckless Recordもあって、
ここは品揃えが豊富でした。
早速新入荷コーナーを見ていると、
…ヤツと目が合ってしまった。
いや、早まるでない。
しかし、拙者…。









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カチャタ。
in the court of the crimson king. pink island盤です。
マトリックスはA/2, B/4と、比較的手に入りやすいとされておりますが、
これまでのレコード最高額をあっさり抜いてしまいました。
マトリックスの違いを感じられる耳持ってたら
そもそも音響システムから全部取り替えます笑。
僕はタイムスリップできればそれて充分。
ああ、早く聴きたいです。
何よりこれも、皆さんのチップのお陰で買えたんだと。
今回の買い物は1つ1つ重みが違います。
自動レジのあるスーパーで食材も購入。
ここなら小銭が大量に使えるので、貯まった1,2,5ペンスを全部使う。
チリも積もればチーズとマッシュルームになります。


このレコードの購入の決断に時間をたっぷり使ってしまったので、
家に戻ったときにはすっかり日も暮れいました。
更に雨も降り始めてしまい今日の路上ライブは
難しいと判断していたのですが、
小雨になってきたので、もしかしたらと、
機材を持ってCamden Townへ。









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やはり降り続いているので、作曲をしながら時間を潰していると、
止んで…きた…?
日曜日で人通りも少ない。
このままやる意味があるだろうか。
帰ってしまってもいいんじゃないだろうか。
こういうとき、僕は「やってみちゃう」方を選択することにしています。
雨が止みかけた街の中セッティングをしてスタート。


するとどういうわけだか人が集まる集まる。
1人の方が£10をくれた!
そのまま立ち去ろうとしたので、CDを持って行ってくれよと。
CDが£5で売っているのに気づいていなかったようだ。
つまりプレイそのものを見てくれたんだなぁ。
同時に宣伝の書き方がわかりにくいのかもしれない…?









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後半に差し掛かると1人の男性が見てくれて、
僕にも叩かせてくれよと。
彼もドラマーで、土臭いナイスなグルーヴ!
素晴らしい出会いにCDをプレゼントさせてもらうと凄い喜んでくれた。
アルバート(だったような)は帰り道に
ドラムの音が聞こえて立ち寄ってくれたらしい。
嬉しいなぁ。


雨が再び降ってきたので、終わりにして片付けていると、
酔っ払い集団が来て、また叩かせろと。
この人たちは素人で全くダメだったのだけど笑、
叩いてみてくれと言われたのでそうすると、
ラップを始めた!彼(ら)はラッパーだったのだ。
この感覚は知っているぞ。
日本での経験がしっかり繋がって生きている。
ドラムとラップで最後に大盛り上がり。
ハグして街へ消えていった。


ほら、やっぱりやってよかった。やるべきだったのだ。
レコード買っちゃって貧乏なのだ笑。


気分が良かったので帰宅してから飲む。
foreign extraはほんとうに美味しい。
スパイシーで深みと鋭さがある。
大ビンがあるんだもんなぁ。素晴らしい国です。


meeも帰ってきて、軽く飲みながら話し、明日へ備えるのでした。
夜はCamdenで会ったギターのKikiと一緒にやるぞ。









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それでは、続きはwebで。チーン。
£27.88(1CD)