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先週のレコーディング!

時系列が少しずれますが、
先日はレコーディングへ!









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勿論サイケデリックレッド様の登場です。









今回のスネアは!!







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WFL 40's Buddy Rich "Be-Bop Model"で御座います。
私の相棒、その2.
あの、バディーリッチモデルです。
ピッコロでありながらもどっしりと低音が鳴る恐ろしいスネア。
実はローピッチにするとこれまた抜群!!
最高です。









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セッティングはこんな感じで!









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ちゃっかりヘッドもVINTAGE Aに張り替えました。
書いた通り、胴が薄いくせに低音が凄く出るので、
このヘッドにしたらそれがより凶悪化しました。(笑)









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そしてポイントはペダル!
スピードキングです。
つまり、ワンバス!
ツインペダルじゃありませんよ!









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そしてスティックはVATERのBLAZER!
Procol Harum来日の時に貰えたスティックと同じモデル!
あの時に耳にした美しいリムショットがここに!
素晴らしいクリスピーサウンドを出してくれます。


そういう音が欲しいバンドです。















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女性ヴォーカル?















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N氏???














ともかくも良い感じにレコーディング出来ました~!
完成が楽しみ!!


因みにREC後に時間が余ったので個人練習に充てさせて頂きました。









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ツーバス練習なんぞを。
方やヴィンテージのノーホール、方や現行のスタジオドラムで、
どれだけ差異があるかなと思いきや、
一緒に鳴らしてみると然程影響は有りませんでした!
ストレートスタンドてcozy powellごっこをしてみましたが、
こちらも問題無し!!














もしや、








ツーバスフラグ????








夢も広がりながら1日を終えました。
今後の続報にご期待下さい~!


それでは、続きはwebで。チーン。

! PRO-MARK X-PAD !

以前、新堀ギター音楽院ニューイヤーライブのときに購入したこのパッド!









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PRO-MARK X-PADです。


なんでわざわざ藤沢でと…


ずばり


廃番なのです!


小さい楽器屋に訪れると、あの伝説のギターが売っていた…。
といったマンガ展開に近い状況!
並べられたパッド達の中にひっそりと潜んでおりました!!!


何故このパッドを探していたかというと…









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この仕掛け!
小さな金属ボールが入っていて、
スナッピーを感じさせるパズ音が鳴るのです。
それでありながら練習パッドに相応しい消音性とリバウンド!
バズロールの練習もバッチリできます。
同じパッドに向かって何時間も妄想スネアを叩くルーディメンツにおいて、
この、スネアっぽいリアルさはとても大きなモチベーションに繋がります。


なんてったってこれまでのパッドが









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この自作パッドでしたからね。
これはこれで尋常ではない愛着が有りますが(笑)
買い替えて叩いたときの感動はありませんでした。


「これが…ホンモノか…」


更に自作のものはリバウンドが弱く、
スネアをイメージして叩くルーディメンツからすると、
少し不向きなものだったのかなと。
勿論リバウンドしない練習も大切ですけどね!!
暫くはマーチングの鬼と化しそうです。


有り難う藤沢!!!!!









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写真を漁ったら出てきたちょい昔の練習ゾーン。
通称Aスタの風景。
すごいパッドだなこれ。(笑)









因みにこれを買ってから知ったのですが、
現在はPMZという品番で販売されているみたいです。
取っ手が有りませんが、恐らく基本的構造とフィールは同じかと思われますので
ご興味ある方はチェックしてみて下さい!


HQ社からもECO PADとしてECO9SNRという
スネアシミュレーター搭載のパッドが売っているみたいですね。
意外にあるじゃん。(笑)









それでは、続きはwebで。チーン。

!! Ludwig Speed King Bass Drum Pedal Restoration !!

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ということで、この前の記事でちょっぴり触れた新しい相棒!
ラディック60年代のスピードキングペダルです。
いつもの紹介となってしまいますが、John BonhamやRingo Starrを始めとする
多くのドラマーと名演を支えた、Ludwig社における名機中の名機です。


左右の支柱にスプリングが合計2本内蔵されている画期的構造に加えて、
現代で言うところのダイレクトドライブ。


Ludwigは今も尚SpeedKingをリリースし続けておりますが、
その基本構造はそのままにモデルチェンジもほぼされずにあるところからも、
いかに多くのプレイヤーから愛されているペダルかが伺えます。


入手時から良い手応えは有ったのですが、
やはり経年劣化が有るのか、色々複合された金属音が聞こえる…。
というわけで、レストア(オーバーホール)してみました。


といっても分解という分解はスプリング部分だけ。
調整箇所もスプリングの強弱・ビーターの長短しか有りません。
うーん潔い!









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支柱のスプリングが入っているネジを外す。
うーんこの時点で嫌な予感…。









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うぐえぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
50年の呪いが!!!!!!!!!!!
臭いもなかなかなものでした。
油は油で洗う。バーベキューの知恵です。
しかし2本ともで長さが違うとは。
本当は構造分解したいんだけどな~。
よく回転部のキャップが外れてしまっているSpeed Kingを見るので、
ここはキチンとチキンに行きます。
(ヨッ!ウマイ!)









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キレイになりました!
スプリングにはシャフトも入っていました。


支柱内にグリースをタップリ入れてスプリングを戻す。


すると…









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溢れ出てきました。
You Fool No Oneの呪いが!!!!!
本当はジブリ作品の怖いシーンばりにもっと大量に出てきたのですが、
驚き過ぎて写真を撮る前に拭き取ってしまったので、
残り香レベルです。
これがチキン流。


さてこれでスプリング部の掃除は完了。
試しに踏んでみると…


あれまだまだノイズが出る。


どこかな~とペダルに耳を澄ましてみると、


ドライブ部分にノイズが有ったので注油。
するとバッチリSMOOTH!!
良い感じです。


続いてフープクランプ。









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ちょっと見難いですが、クランプに遊びが結構あり、
その芯も左右にぐらつくので、プレイ中にクランプが外れかけるトラブルが結構起きました。









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そこで遊び部分に針金を履かせる。
これでぐら付きが無くなりました。イケメンの成せる業です。









あとはフットボードの掃除。
固形化した汚れが結構付いていたので、
思い切って金たわしで擦る。
バーベキューの知恵はとことんレストアに発揮されます。
その後研磨剤でよく磨きます。









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その時に気付いたのですが、フットボード右下脇にある汚れ。
これ何だろうと見ると、テープの跡でした。
画像の通り、ヒール部のプレートは通常の状態だとこの様に浮きます。
クローズ奏法では問題ないと思うのですが、ヒールを上げるとノイズが出てしまうのです。
予想するに前のオーナーはそれを防ぐ為にテープで固定していたのかなと。
因みにワタクシは1枚目の画像のように、ひっくり返してます。
こうすることで浮かなくなります。
なんでこんな構造にしたんだろうな…。









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というわけでレストア完了!
キレイになりました~。
あんまり変わらないけど!
稼動も良好!


そのサウンドですが、オープン奏法で真価を発揮してくれます。
僕のセットのバスドラムはノーホールなので、相性抜群!
抜ける、かつ奥深い低音を出してくれます。
これが別のペダルで同じビーターで試しても違う音になるんだから面白い!
練習パッドですら音が変わります。(笑)
予想するに華奢な構造が、音を殺さないのかなと。
ビーターの角度に対して素早いアクションもそのサウンドに一役買っていると思います。
現代のハードウェアはどれも重たいですからね~。
オープン奏法も同時にマスター出来るスグレモノ!
(カ?)


しっかしこのペダルでImmigrant SongとかYou Fool No Oneとか叩いてたんだから、
恐るべし超人達…。


それでは、続きはwebで。チーン。