今回の旅を少し長めの3週間にしてみたのは、
折角なのでヨーロッパ諸国に脚を伸ばせればという気持ちからでもあった。
結果路上ライヴの収入がよく、更に泊まっているのはスペイン人の家なので
Javiにポンドをユーロに換金してもらい、イタリアへ向かうこととした。
メシがうまい・街並みが最高・美術館が多いということで大変興味深い。
アイルランドも捨てがたかったけどなぁ。
この融通を効かせてもらえる彼らには感謝しかない。
Luton空港までバスで向かい、チェックインを済ませる。
行き当たりばったりで実感のないまま飛行機に乗り込みイタリアへ出発。
3時間程でイタリアはPisa, ガリレオガリレイ空港へ到着。
全く知らない土地へ初上陸。
RPGでいえば新たなマップに色が宿る状況。
軽やかな風と適切な陽気が身体を吹き抜ける。
人々が寝転ぶ芝生で早速アートとご対面。
突拍子の無いマイペースさに期待が高まる。
バスを使ってピサ中心部まで向かう。
思っていた以上に静かな街をひたすら歩いてみる。
途中にある細道に入れば、空と建物のコントラストで何処でも絵になる。
なんて素晴らしい街並み。
こうなると、必要なのは…。
BAR, こちらの発音でいうところのバルにチン入。
このお店は、ドリンクを頼むとバイキングが食べ放題。
ワンドリンク+つまみとは聞いていたけれども、無敵のシステムに歓喜乱舞。
一通りやっつけて向かった先は
出ました。
斜塔 of ピサ。
思った以上に傾いております。
そして思った以上に小さい。
ゆったりした空気が流れる街並み。
そしてこの絶景。
知らない土地ならではの楽しみ方を満喫し、Firenzeへ向かう。
40分程で駅へ到着。
またも想像以上の田舎…時間は22時を過ぎていて誰もいない。
ネットが何処かで使えると思っていたが油断していた。
通行人にホテルの住所から場所を訪ねる。
驚いたのは想像以上に英語が通用しない。
ましてやこちとら中学生レベルの英語。
なんとか意思を伝えると、丁度停まっているバスに乗れと
その方が運転手さんとイタリア語で話してくれて、そのバスに乗ることになった。
降りる場所は?料金は?
まずは乗れとのこと。
仲介してくれたおば様に多々なる感謝を。
2駅過ぎた場所で、ここだと降ろされる。
支払いを聞くと、手を振っている。どういうシステムなんだ…これは…。
あやからせて頂き下車。ありがとう御座います!
近くに空いていたBARでホテルの場所を尋ねてなんとか到着。
荷物を置いてひと段落したので、その道を尋ねたBARへ飲みに行く。
San Miguelを飲んでいると生ハムとガーリックパンのサンドイッチが登場。
これが最高に美味い。写真を撮り忘れるくらい美味い。
ビールもサクサク進んだところで25時前には閉店。周りも真っ暗。
フィレンツェの長い夜、否、早い夜を体感しながら、明日に備えるのでした。
それでは、続きはwebで。チーン。