そうだよ。
今回の旅行の最後。
エールビールが日替わりで用意されているので
時間的に飲めてあと1杯といったところで
この旅行で一番好きになったKronenbourgを注文する。
小銭も全部使えたらいいなと出してみると、
なんと、丁度ぴったりで会計を済ますことができた。
この3杯は必要な3杯だったんだな。
澄み切った喉越しに、儚い侘しさが残る。
宿へ戻って荷造りを始める。
エコバッグ3つ分にもなったレコード達。
英国のプライドとDJの気持ちが分かる重みです。
改めてコウちゃんと別れを告げる。
今回の旅は彼無しでは成立しなかったと言っても過言ではない。
本当に色々お世話になりました。
普段とは逆の路線でHeathrow空港へ。
こちら側へ乗る日がとうとうやってきてしまった。
Piccadilly Lineから見える空とも暫くお別れ。
今までに見たことも無い、遠く、広く、深い深い一面の空。
初日に見たこの景色は大きなカルチャーショックだった。
ダイヤの乱れもなく車両は地下へ潜っていく。
空港での手続きもスムーズに進み、
飛行機は気付けば離陸していた。
どんどん遠く小さくなっていくイギリスの街並み。
この呆気なさはまたすぐ会えるという意味なのだろうか。
酔いも醒めてきたので、アムスの思い出を流し込む。
好きな音楽を好きなだけ聴いて、眠りたい時に眠る至福の時間に突入。
座席の娯楽マシーンにはROUGH TRADEの視聴機で聴いてから
気になっていたbombey bicycle clubが入っていた。
これは、飛行機からの示唆だな。
買えと。
天気はよくてご飯も美味しかったロンドン。
運がよかっただけなのかもしれないけど、
百聞は一見にしかずとはこのことで。
噂とイメージに、それ以上も以下もなかった。
向こうの人々はせっかちで、行列に並ぶ。
その中でも一番衝撃を受けたのは、表現活動への寛容さ。
音楽、芸術、パフォーマンス、
彼らは煙たがられず、笑顔で歓迎される。
エンターテイメントが身近に・街中に溢れていた。
僕の中で1つの目標と可能性ができた。
ロンドンを昼に出発して、
東京には朝の8時に到着。
地球の回転に沿って動いた12時間。
行きに稼いだ8時間のツケを払って帰ってきた。
同じ島国だからか、あの広大さを除けば似ているように感じる。
この旅で空をすっかり好きになってしまいました。
今回の旅は
ジャンベに助けてもらった。
ヘッドホンと仲良くなれた。
空の広さを知った。
ヨーロッパの規模を知った。
鳥のコーラスを聴けた。
柔らかい芝生を踏めた。
ボンゾに会った。
自由に表現することを肯定してもらった。
音楽で繋がれた。
まだまだあるけど、そんなヨーロッパ旅行でした。
旅行を支えてくれた仲間
向こうで出会えた人々
繋がれた新しい友達(except SUMO & MEE)
John Bonham
ブログ読んでくれている方々
本当にありがとう御座いました。
それでは、続きはwebで。チーン。