meeのお店を後にしてバスで再びハイドパークへ。
身体は疲れている筈なのにまだまだ散歩できます。
開放感が忘れさせてくれるのでしょうか。
昨日約束した飲みの約束のために少し早く宿へ戻る。
twitterのタイムラインを追っていると、
MONARCHで見たJOELのライブがあるらしい。
場所は結構田舎だけど無理じゃない距離だ。
行ける!
見れる機会も暫く無いと思ったので、
飲みの約束を断らせて頂く。
ほんとすみません…。
目的のNorwood Junction駅は地下鉄を乗り継いで地上線で向かう。
がしかし、駅に着くものの改札が閉まっている。
イースターが関係しているようです。
交通網にも影響があるとは恐るべし。
別のルートを使って向かう。
この電車が京王線と京王新線レベルのわかりにくさで、
乗ってみるものの目的地がいまいち把握できない。
隣の自転車を担ぎこんでいる方にルートを聞くと、
「あ、これは多分…ここで乗り換えた方が良いな。」
とのこと。
ありがとう!
次の駅に停まると、何やら外を見回す氏。
「この電車は目的地に向かうらしい。」
とのこと。
ありがとう!
車内の線路図を数えて読んでくれる氏。
「うん。やっぱり、このルートだから、この電車だよ」
とのこと。
ありがとう!
どうやら現地の人からもわかり難い線路らしい。
氏は手前の駅で降りて、ホームから両手でサムズアップしてくれた。
こういうのが本当に嬉しくて、勇気付けられます。
氏のお陰で無事にNorwood Junction駅へ到着。
流石に田舎です。
目的地のCafe Yeha Nohaをすぐ近くに発見。
30分程遅れてしまったけど、外から音は聞こえない。
どうやら間に合えたのかと、ほっと一息つきながら扉を開けると。
マスターとカウンターのお客さん一人が出迎えてくれた。
あれ。Joelとか機材とかライヴとかは。
「カンセール」とマスターは言った。
これが噂に名高いブリティッシュ訛り。
そしてそれが意味するものは"cancel"
ちょっと恨むぜJOEL。
ということで駅前のパブへ。
暗めの店内には仕事終わりと思われる地元の方々。
訛りまくりの英語で何やら黙々と話し合う酔っ払い。
飲みながらビリヤードを楽しむ酔っ払い。
電脳社会と隔離されたような、ゆっくりとした時間が流れている。
超ド・アウェイな空気を楽しんでいると、BGMがunder my thumbになった。
歌っていると横に座っている方と目が合う。
一人イヤホンを付けて音楽を聴きながらGUINNESSを飲んでいる
ちょっとヤバそうなやつだ。
話をしていると、これが好き、あれが好きって話で意気投合。
彼からは音楽への愛がひしひしと伝わってくる。
腰のジャンベから、ドラムとバンドの話をすると
聴きたいと言ってくれたのでYouTube動画を紹介する。
highenaは世界へ!
彼はとても気に入ってくれたみたいで、
ここから支払いをした記憶が無い。
飲み過ぎて記憶が無いだけかもしれないけど…。
イースターの影響も加味して、予定より少し早い時間に店を出る。
仲良くしてくれたCHAPMAN. ありがとう!
電車を乗り継ぎようやく地下鉄まで戻ってくる。
5~6人の集団が乗ってくると、ジャンベを見つけて話してくれた。
叩いてみてよ。と。電車内だよ?
でも期待に応えてみると、とても喜んでくれた。
日本人でジャンベ叩いてるやつ初めて見たよと言ってくれた。
そうでしょうねー。しかも地下鉄内だし。
nice to meet youと言って別れる。
挨拶とコミュニケーションを惜しまないのは素晴らしいと思う。
こうして深夜に宿へ無事戻る。
トラブルがありながらも結果的には充実した1日になりましたとさ。