再三の話ですが、
僕はLED ZEPPELINというバンドが好きです。
ドラムのジョン・ヘンリー・ボーナムさんに憧れています。
いつか彼のようになりたいと思っております。
そんな彼らの作品にある
BBC SESSIONSの中ジャケ。
赤丸を付けたこれらのハードウェア。
この頃はシンバルスタンドもROGERS製
スイヴォのスワンレッグなのです。
(ネジの形で確認が取れます)
シンバルはGIANT BEATと予想。
この写真を始めとして、
初期の写真には大体この機材達が確認されます。
中期以降からハードウェアは
Ludwigのアトラスシリーズとなります。
因みにROGERSのスワンレッグハイハットスタンドを
愛用していたのは有名な話ですが、
この写真では別のスタンドの様に見えます。
足がストレートだし、足ゴムがごつい。
Ludwig製かな?
しかしそれにしては足ゴムの形が違う気がする…。
足ゴムにうるさいです。
スネアスタンドとタムスタンドはLudwigですね。
つーかタムホルダーがありながらもスタンド使うってどういうことよ。
そうそうこのタムホルダーがROGERS製のスイヴォに
改造されているのは周知の通り…。
話が尽きなくなってしまいますのでここら辺で止めておきます。(笑)
そうかー
つまり
遂に手を出してしまいました。
ROGERS製、Swivomatic Straight Cymbal Standです。
日本で手に入れるのは結構難しいんですわ…。
ヴィンテージハードウェアは輸入の扱いで曲がってしまったりしてしまうことが多く、
そうなると商品価値がなくなってしまうため、
楽器屋は殆ど入荷しない/良いものを入荷すれば買値自体が跳ね上がるので、
相当高価なものになってしまいます。
(またそれを買うお客さんがいるんだから凄い。)
更にROGERSは既に倒産してしまったメーカーでもあるので、
探しているマニアが多い割には、そもそもの入荷数が少ないんですね。
探し回ってようやく手に入れた逸品で御座います。
スイヴォマティックの象徴ともいえる、
フレキシブルに角度を調整出来るティルター。
この時代とは思えない素晴らしいクオリティです。
そしてお馴染みのネジ。
この大きさが力むことなくしっかりとネジを締められ、
演奏中のトラブルを防ぎます。
なんとレッグ部にステッカーが残っていました!
かなりの美品で大満足です。
Ludwigのフラットベースと並べてみる。
スワンレッグの曲線美を堪能できます。
うんうん。
壮観です。
美しいです。
うんうん。
ええ、
この気持ち
それは
「萌え」
そのものです。
気になるサウンドは
スタンド全体がよく響き、特に高音域の伸びが最高です!
当時のハードウェアが「楽器」であることを実感させてくれます。
使わなくなったペンをカットして、
グリップ部を上から被せたものです。
実はティルターのチューブでした。
付属していなかったので自作。
このナット部の長さが短いために、
上にフェルトを噛ませられません。(薄いのなら出来ると思うけど)
それがノンストレスなサウンドの秘密なのかと考察できます。
流石ROGERS!と感じさせる、これぞ最高の名機の1つと言えるでしょう。
ありがとうBBCライヴの中ジャケ!
敬意を表して!
それでは、続きはwebで。チーン。