この日はアムステルダムから電車移動。
アムスから少し離れているからか、観光客は少なく、
ゆったりと広い街並みに太陽が優しく降り注いでいる。
求めていたのはこれだったんじゃないか。
目的地の"Escher in het Paleis"へ到着。
エッシャー美術館です。オランダ旅行最大の目的!
入り口で配られる紹介冊子には日本語に訳されたものもあり、
世界各国から訪問者があることを伺わせる。
建物も宮殿を買い取って美術館として使われているそうだ。
筆で描くのでさえ尋常ではないのに、
彼は木版・リトグラフで表現してしまう。
天才過ぎて胸が痛むよ。
どんな世界が彼の脳内に見えていたのだろう。
今回特に感銘を受けた1枚。
"the first Day of the Creation"
天地創造シリーズはどれも躍動感に満ち溢れていて素晴らしい。
3階にはエンターテイメントコーナーが用意されていて、
Hand with Reflecting Sphereが模倣できたり
改めて時系列順に作品を追って見れたのだけど、
培ってきた技術を昇華させて、融合させて、また進化させて…
常に新しいことをトライする大切さを教えてもらいました。
そして少しのユーモアも忘れずに。
エッシャーの特に好きなトコです。
通常の美術館とは違い、
エッシャーの世界観を建物全体が表現していて、
大満足のひと時でした。